１９６０年科学技術庁発行の『２１世紀への階段』という本が復刻版として復活しました。この本には当時から４０年後の２１世紀を想像して各分野の進歩や発展が具体的なイメージとして記されています。

例えば「移動テレビ電話」は携帯電話として実現しましたし、「高周波調理器」も電子レンジとして実現しました。当時は夢の話だったことが、５０年以上たった今、当たり前のように私たちの身の回りに存在するようになりました。

　５０年とは言いません。例えば、あなたが５年前に考えていた理想的なあなたは、どれだけ現実のものになっているでしょう。昔の日記や写真を眺めて過去の自分と対話してみましょう。そうすることで忘れかけていた大事な何かが蘇ってくるかもしれません。