「 目標を2倍にして考える 」:21年7月27日号掲載コラム
売上目標や、件数ノルマなど、現状の3%とか5%アップなどの範囲だと、人間はそれまでのやり方をあまり変えようとはしません。今までよりも、もう少しがんばろうと思うのが関の山です。 ところが、その目標を2倍にして考えてみるとどうでしょう。少なくとも今までと同じやり方をしていたのでは、とうてい無理な事はわかります。そんな課題を突きつけられた場合、人はまったく違うやり方を考え始めます。そして考えるうちに今までとは全く違う画期的なやり方をみつけたりすることもあるのです。 「2倍」と聞いて、モチベーションが上がるタイプ、下がるタイプ。そんな部下のタイプの見分け方も、人を使う上での経営者の要素の一つといえるかもしれません。